交響曲第五番
クラシック音楽の中で、ベートーベンの交響曲第五番ほど有名な作品はほとんどないでしょう。道行く人に「ベートーベンといえば?」と尋ねれば、おそらく誰もが第五番の冒頭のあの音型を口ずさむはずです。多くの人はこの主題を「運命交響曲」の音楽として知っています。 チェリストとしてこの作品をしっかり支え、さらに他の楽器の動きに耳を配りながら指揮者の合図に即座に反応できるようになるためには、まず何よりも自分のパートを確実に弾きこなしておく必要があります。 その前に、いつものように最初にお断りしておきたいことがあります。ボウイングや指使いは、指揮者がどのようなテンポを選ぶかによって大きく変わる可能性があります。たとえ同じテンポであっても、あるフレーズをどう弾くかにはさまざまな選択肢があります。ですから、最終的にここで示したものとは異なるボウイングや指使いを使うことになっても、それ自体はまったく問題ありません。ただし、十分な理由もなくこの方法から外れてしまうのは、あまりおすすめしません。まずはここで提案する形をしっかり身につけ、そのうえで必要に応じて自分なりの工夫を加えていくのがよいでしょう。
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